ZIGEN(ジゲン)本社に弾丸取材

前職がECコンサルをやっていて、10年前くらいに女性用のオールインワンが流行っていました。

私自身が当時乾燥肌だったので、保湿を自分でもやっていたのですが、オールインワンってこれこそ男が使うべきものなのでは？と思ったのが一番最初のきっかけ。

自分で通販をやってみたいなと思うように

あとは僕が男なので男の気持ちしか分かんないのと、「日本の男を盛り上げたい」という思いでメンズのコスメを立ち上げようと思った。

それでオールインワンジェルありきで会社を設立したので、最初に出来た商品がオールインワンジェルでした。

通販会社はリピートさせないといけない。コンサル時代から当たり前にリピート施策も取り組んでいました。どうやってリピートさせられるかを考えていると、結局施策の大半が物や価格になってしまってました。

どーやってリピートさせないといけないかを考えていると、結局お客さんが物で釣られている

そんな中、商品だけにはとてもこだわりがある会社様のお仕事をさせていただいてた中で気づかされたのが、商品力があるとお客様も自然とリピートしてくれている。それを見て、本来の通販の形であるべきだなと実感しました。

そこで自分が出す商品は、まず物が良くないといけない。

普通の商品開発の場合：原価を500円に設定とか300円以内にするとかで、そこから何を配合しようか？を決めていくのですが

ZIGENの場合：原価は最後の最後まで見ないようにして、とりあえず思いを商品に落とし込み

1. 男性用なのでベタつかない使用感にしたい
2. オイルを使わない設計にしたい
3. お肌や体に悪い添加物や合成成分をできるだけ入れない等

と製造側へお伝えし、何度か試行錯誤して出来上がった時に初めて原価を算出していただきます。その原価に基づき販売価格を設定しています。

なので他社さんとの開発から価格設定まで若干やり方が違うかもしれませんが、自然と良いモノが出来るのはソコなのかなと。なので、商品価格も高めに設定せざるおえないんです。

普通だとZIGENのオールインワンは8,000円くらいで売ってもおかしくない内容のモノではあるのですが、さすがに8,000円や1万円では買いづらいなと思い、原価とのギリギリのラインが3,990円

当時消費税5%の所でやっていたのですが、消費税が8%になった時も4,000円のラインが一つのボーダーだと思い据え置き価格で税込み4,000円以内でやっています。

↑こんな感じ(公式サイトの一部抜粋)

なのでZIGENのオールインワンは他メーカーよりも利益は出ずらい。が商品力のおかげで、お客様から2回・3回とリピートしていただけてますので、今は十分に事業が継続できているんです。

通販ではメーカー側からの視点で言うと、「定期」で買われる場合が顧客属性が最高位と位置付けてしまうところがあります。

確かに定期を買ってもらった方が事業として継続させやすいので、売上と収益が見えるので良いんですが…

お客さんからすると、ホントに定期が欲しくて買うなら全然OKだけど、初回購入時に、そもそも定期コースしか選択肢がない。っていう通販企業も最近目立ちますよね。

ZIGENでは、できるだけ自然体でありたいと考えてます。売上もリピートもできるだけお客様自身の都合・判断で買っていただきたい。

でも今後、ZIGENの中でも定期は作ろうという話は出ています。ただ最重要な事ではないので、まだ他の事の方が優先なので始まっていないんですよね。

特にないかと

もちろん生活習慣や油分量・水分量など違いはありますが、弊社の商品は基本的なスキンケアとして必要最低限のものさえできればいいという考えもありますので、

使用感といった部分以外では女性でも問題なくご使用いただける設計となってます。

どーですかね…表面上は

1. ニキビを治したい
2. 冬の乾燥肌を守りたい

など色々あると思いますが結局は自分を磨いて周りに認めてもらうという点が大きいと思います。

特に男性の場合は同姓というよりかは異性を意識しがちなので、悩みにというのはもちろんですが、その先にあるのは認めてもらうための「自分磨き」ということではないかと思います。

もちろん仕事でのシーンを考えても、相手から好印象に見えるほうが良いので、それも含めて「自分磨き」したい方にぜひ使っていただきたいですね。